四国へ居合道の旅

8月25日(金)に四国の愛媛県へ。今治駅前から1時間、しまなみ海道を通り「大山祇神社」に到着。日本の国宝・国の重要文化財の指定を受けた武具類の約8割が保存展示されています。

胴尻が細くくびれたのは鶴姫の着用した胴丸。源義経、弁慶、巴御前の薙刀が横並びに展示され、別室には源頼朝、源義経の鎧兜が向き合う。時を超えてなお兄弟の会いまみえる空間に絶句する。

藤堂高虎の築城、水城で有名な今治城を見学した後、車で2時間、土佐の高知へ。

桂浜に坂本龍馬の姿を求め、一路、高知城に向かう。

山内容堂公に「土佐のお留流」として居合が醸成された地。その後、居合は全国に広まったものの、分裂を繰り返すことになる。果たしてその代償は大きい。

神州居合道連盟が支部をつくる足がかりとして、この地は欠かせない。二代目の会長として連盟を率いる現在、土佐・高知で育ったのが何かの縁(えにし)と考えたい。いずれは土佐英信流ともつながりを深めたい。

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